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sisiFILLE

sisiFILLE /シシフィーユはオーガニックコットンプロダクトブランドです。忙しい毎日を生きる現代の女性にこそ自分をケアすることの大切さを感じてほしいという想いから生まれました。

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BRAND STORY

オーガニックコットンがやさしい理由

sisiFILLE(シシフィーユ)

 

ライフスタイルに沿うエシカルな商品

布ナプキンが体にやさしく、体を冷やさない、生理痛等を緩和してくれるなど、メリットはよく知られていて、実際に利用している方もいらっしゃいます。ところが、忙しい毎日のなかでまめに洗濯をしたり、仕事で出張があったり、友人との旅行があるなどライフスタイルを考えると、習慣化するのにハードルが高いと感じる場面が多いようです。

でも、体にはやさしいものがいい、月に一度のことだけど快適に過ごしたい、というのは誰もが思うこと。そこで、布ナプキンへのステップ、もしくは、布ナプキンまでではないけど体にやさしいものを!と考える方への提案として、オーガニックコットンのナプキンの取り扱いを始めました。

あったようでなかった、おしゃれなオーガニックコットンの使い切りナプキン「シシフィーユ」を開発したパノコトレーディングの本田久美子さんにお話しを伺いました。

 


風合いと、生産に携わる人々の強い想いに動かされ、オーガニックコットンを始める

パノコトレーディングは、オーガニックコットン100%の糸と原綿を輸入し、生地を企画生産している会社です。アメリカでオーガニックコットンの取引をしている人との出会いをきっかけに、その柔らかな風合いに魅せられ、同時にその背景には生産に携わる多くの人々の強い想いがあることを知り、1992年からオーガニックコットン事業がスタートしました。

「オーガニックコットンの優しい肌触りは、綿という植物が持つ本来の力強さなのではないか。」「それは未来を見据えた包括的なアプローチのひとつの結果としてもたらされているのではないか。」…

遠くはなれた国々で栽培されているこの希少なコットンの背景にある現実と将来のヴィジョンを伝えていくこと。そして、そういった活動を自分たちにできる方法で具体的にサポートしていくこと。それが、パノコトレーディングのミッションです。

 

©REMEI AG/PANOCO TRADING

 

オーガニックコットンって何?

オーガニックコットンとは、国際的なオーガニックスタンダードに則り、農薬や化学肥料を使用せずに有機農業で栽培された綿花のことです。有機農業は環境負荷を抑えるだけでなく、農家の自立支援や児童労働の禁止、フェアトレードといった包括的なアプローチによって持続可能な農業の実現を目的とし、その全プロセスは第三者認証機関によって厳しく検査・認証されています。

 

オーガニックコットンは環境や畑で働く人にやさしいのはわかるけれど、

使う人にとってどんなところがメリット?

オーガニックコットンの衣類や製品は、肌が敏感な方や、ベビー用品を中心に多く使われています。使用感というのは個人差がありますが、特に化学物質に対して敏感な方にとっては、肌にあたる衣類や生理用品等に自然素材が使われていることは、肌へのストレスが軽減される大きな要因になると思っています。

それから、栽培工程において環境に負荷を与えず、社会的に公正なモノづくりが行われているということは、生産者だけにではなく、使う側にとっても気持ちがいいことではないでしょうか。

原料となるオーガニックコットンを生産しているbioRe(ビオリ)プロジェクトについては、
@ 有機農業のサポート
A 子どもの教育支援
B生産者や地域の人々の健康のためのインフラ整備
C就農のための資金援助
D生産者の自立支援 
が含まれていて、sisiFILLEからは毎年、タンザニアの女性に対する自立支援にも寄付をしています。

つまり、sisiFILLEの製品を選んでいただくことが少なからず、こういった活動への支援に繋がっているということも付加価値として感じていただけたら嬉しいですね。

 

©REMEI AG/PANOCO TRADING

 

 

ライフスタイルに沿う商品の開発。きっかけは産後の体験

企画担当をした本田さんは開発時を振り返り、このように話しています。

「産後の肌が敏感な時に、これまで使っていた生理用ナプキンに不快感を覚えました。そこで以前より興味のあった“オーガニックコットン製の布ナプキン”を使ってみたところ、その柔らかな使い心地に驚き、オーガニックコットンのぬくもりがこんなにも気持ちを穏やかにしてくれることにとても感動したんです。」

その一方で、「仕事に復帰すると布ナプキンの使い勝手に不便さを感じるのも事実でした。そして、同じような理由で布ナプキンを断念するという声が周りにも多いことに気がついたのです。」

体へのやさしさ、使い心地のよさ、そして使い勝手のよさ、これらのニーズを長年扱ってきたオーガニックコットンを使ってかたちにすることができないかという想いから、生理用ナプキンの企画がスタートしました。

 


商品開発にあたって心掛けた4つのポイント

1 この商品に最も適したオーガニックコットンを使用すること
世界中のオーガニックコットンの中でも、生産地の女性の就労支援などを行っているbioReプロジェクトのタンザニア産を採用することに決定。タンザニア産のオーガニックコットンはふくらみがあり肌触りも最高。さらに原綿は、国際的な第三者認証機関により、検査、認証されています。フェアトレードが実践されていることも自社スタッフ自ら現地に赴き、直接確認をしています。

2 なるべく天然の素材をそのまま使用すること
石油化合物の吸収性ポリマーの代わりに、森林認証のある木材パルプを使用。トップシートのオーガニックコットンも漂白せずに使用したいが、現在の薬事法では医薬部外品の生理用ナプキンは表面が白色であることが義務づけられているため、安全性の高い酸素系漂白を採用。漂白剤の主成分である過酸化水素は漂白後に水と酸素に分解され、最も環境負荷の低い漂白方法です。しかしながら、ライナーは「雑品」カテゴリーのため無漂白です。

 

 

3 安全性
デリケートゾーンに使用するものだからこそ、究極の安全性が必要だと考えました。安全性を第三者機関が証明することが重要と考え、国際規格エコテックス規格100の「クラスT」認証を取得。生理用ナプキンとしては日本初の認証取得商品となりました。エコテックスの中でも最も厳しい基準であるクラスTは、新生児が口にしても大丈夫だというレベルの安全性が認められています。

4 美しいパッケージ
これまでの生理用ナプキンのパッケージは機能性を前面に打ち出したものや、かわいらしいデザインのものが主流でしたが、洗練されたライフスタイルが見直される中で、より生活空間になじむようなデザインが必要なのではないかと感じていました。このコンセプトに基づきデザイナーの田部井美奈さんの手によって出来上がった美しいパッケージは、一見すると生理用ナプキンにはまるで見えません。この点が新たな切り口となり、大手百貨店や、ライフスタイルショップ、アパレルショップでの取り扱いもどんどん増えています。

 

 

 


オーガニックコットンの産地、タンザニアはどんなところ?

どんなふうに綿が育てられている?

シシフィーユで採用しているbioReプロジェクトのオーガニックコットンは、1994年からタンザニアでの生産がスタートしています。

タンザニアは年間平均気温24〜28度で常夏の国。10月〜3月は猛暑の時期、6月〜9月までは涼しい良い季節です。雨期の初めに種まきをし、秋に収穫を行います。

タンザニアでの契約農家は1,600名以上います。各村にはトレーニングセンターを建設し、有機農法やバイオダイナミック農法の指導をしています。各地域担当マネージャーが中心となり、年間を通じて行う仕事についても具体的に説明をし、丁寧にサポートを行っています。このプロジェクトの特徴は、単にオーガニックコットンを買い取るだけではなく、この地域で暮らす人々が自立していくための様々な仕組みを構築している点です。

過去にはタンザニアの大統領がbioReの農場を視察に来られ、REMEI(スイスのリーメイ社)のインド及びタンザニアにおけるbioReプロジェクトが南アフリカ共和国・ヨハネスブルグの 世界環境サミットで表彰されたこともあり、世界で最も大規模かつ先進的なプロジェクトとして知られています。

 

©REMEI AG/PANOCO TRADING

 


衣料用と、ナプキンや化粧用のコットン製品では

コットン(綿)の種類に違いがある?

衣料用には織地や編地が使われることが多く、ナプキンや化粧用コットンには不織布というものが多く用いられています。

コットン(綿)にも品種や産地による違いがあり、主に繊維の長さで、用途が分類されます。繊維が長いものが衣類、短いものが不敷布や布団用の中綿に多く用いられています。

 

エコテックス規格100「クラスI」認証にこだわったわけ

オーガニックコットン=安全という認識を持っている方が多いと思うのですが、加工品については必ずしもそうとは限りません。オーガニックコットン以外の部材を使用しているということもあり、最終製品で体に有害な物質が残っていないということを示したかったため、繊維製品の安全認証であるエコテックス規格100「クラスI」認証を取得しました。

 

 

 

肌へのやさしさと、機能性、実用性を兼ね備える

マスクでは、0.1μの微粒子を99%カットする高品質のフィルターをはさんでいます。素材は、ポリプロピレンになります。肌に直接あたる部分にはオーガニックコットンを使いたいという気持ちと同時に、機能性、実用性も兼ね備えたいという想いが強く、フィルターを採用しました。

ナプキンでは、吸収性ポリマーの代わりに森林認証のある木材パルプを使用しています。基本的には出来る限り自然由来の素材を用いて製品をつくりたいという気持ちが根底にあります。漂白など、化学物質をなるべく使いたくないのも同じ理由ですが、オーガニックコットンを愛用している方は、化学物質に敏感な場合も多いからです。また、生分解性に優れている点で、木材パルプや酸素系漂白などを使用し、地球にもやさしいプロダクトを心がけています。

 

女性のためのブランド

sisiFILLEは買う人、使う人のためのものだけではなく、消費がサポートにつながっています。sisiFILLEが女性のためのブランドでもあることから、オーガニックコットン生産地の女性の自立支援に役立てられるよう、直接的な支援(寄付)もはじめています。今年は、女性に縫製技術を教えるプロジェクトのために寄付をしました。具体的には、ミシンの購入などに使われています。

 

©REMEI AG/PANOCO TRADING

 

こういったことを継続していくためにもsisiFILLEそのものをたくさんの方に知っていただく必要があると感じています。

今後、ほかの商品の開発、展開も考えていますが、今年9月に新商品(マスク、フェイシャルコットン)をスタートしたばかりなので、まずは既存の製品をしっかりと伝え、根付かせていきたいと思っています。

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Panoco Trading Co., Ltd.
sisiFILLE/シシフィーユ 企画広報担当
本田 久美子

結婚後、サンフランシスコに住んでいたときにオーガニックの根づいた町でのライフスタイルに感化され、オーガニックコットンという素材の持つ背景や可能性に興味を持つ。帰国後パノコトレーディングに入社。出産を経て職場復帰後にsisiFILLE立ち上げに参加。現在は2歳になる息子を育てながら、sisiFILLEの企画を担当している。

sisiFILLE (シシフィーユ)

 

オーガニックコットンを使用したライフスタイル・プロダクト・ブランド。忙しい毎日を生きる現代の女性にこそ自分をケアすることの大切さを感じてほしいという想いから生まれました。オーガニックコットンの産地のひとつであるタンザニアの『sisi=私たち』という言葉とフランス語の『FILLE=少女』からなるブランド名は、プリミティブな力強さとかわいらしさをあわせ持った現代の女性をイメージしています。

http://www.panoco.co.jp/sisiFILLE/