私の周りには、さまざまな生き方で刺激をくれるたくさんのひとたちがいます。

働いていたり、子育て真っ最中であったり、第2の人生を歩んでいたり、これまでの生き方をがらっと変えたり・・・。

年齢やライフスタイルは様々ですが、共通しているのは生きる姿勢。

自分がこうありたいという姿に向かって、まっすぐ進もうとしているところです。

たとえば、少し背伸びして好きなものを着る。コンプレックスも乗り越えようとする。

似合うものをよく知っていると同時に、「自分らしさ」という枠を飛び越えられる。

ヨギー・サンクチュアリは、ジェンダー問わず、私が刺激をもらい、インスピレーションをくれたひとたちへの憧れがたくさん詰まっています。

たとえば、デザインするとき。

「凛々しく生きる女性に似合うのはどんなファッションだろう？」

「自分らしさを大切にする人は、どんなふうに自分のスタイルをみつけていくのだろう」と

まず私自身が憧れるイメージからアイディアが広がります。

また、私が壁にぶつかったり悩んだりしたときには

「こんなとき、いつも凛としたあの人ならどう振る舞うだろう？」と考え、

そこから“シーズンストーリー”のテーマが生まれます。

ファッションは着る人を引き立ててくれるものですが、

それがシンプルなデザインであればあるほど、

着る人にも凛とした心身の美しさが求められるもの。

着る人の美しさを引き立て、引き上げるものをつくることができたら

そして、いくつになっても自分らしさを楽しむことのエネルギーになれたら

それが私にとっての喜びです。

私がたくさんの愛してやまないひとたちから 受け取ったエールとインスピレーションを

ヨギー・サンクチュアリにのせてみなさんに捧げます。